昨日か今日か、森田先生の質問箱に「自分は薄っぺらい発言しかできない。どうしたらいいですか。」って言ってる人がいたのですが、なんかそれが私の中で引っかかって。
私、それで悩んでる人をよく見てきたんです。
若者あるあるなのかもしれない。
どうやってしっかりした意見って持てるようになるんだろ...本を読むのはもちろんやけど、他に何かあるかもしれない。
自慢なんですけど、私はよく知り合いに「めっちゃ考えてるね」って言われます。
「私はそこまで考えたことなかった」
「そんなこと考えもしなかった」みたいな。
多分、私って観察眼がそこそこあって、さらにそれをマインドマップみたいな感じで色んな方向に考えを広げられるんだと思うんです。
正直アイデアは大したことないし、むしろ独創性とかない方なんですけど、とにかく「あれはなんだ」とか「もしこうだったら」とか1人で考えて時間を潰せちゃうんです。
私っていつから考え事ができる人間になったんだろって振り返ってみたんですけど、
多分、高校の通学時間がきっかけだと思います。
私は、高校までスクールバスで1時間半かけて通ってました。
きついかと言われれば、まあ3年間だしあっという間でどうってことなかったです。携帯もあったし。
でも確かに1時間半って結構長くて、朝は寝られたんですけど、帰りってなかなか眠れないんですよ。
しかも読書とかしちゃうと酔っちゃうんで何もできなくて。
だから、よく考え事をしてたんです。
たぶんきっかけはそれ。
「大人ってどこからが大人なんだろう」
「言語によってオノマトペが変わるのは何でだろう」
「和歌つくってみよ」
「死んだ後どうなるんだろ」
「私たちはなんで生きてるんだろ」
「私男の人嫌い、、こういうところとか、ああいうところとか、そうそうここも嫌い」
「寄生虫って何で生きてんの」
「昨日読んだ本の後日談ってどんなかな」
とか、色々考えてました。
くだらないことから宇宙のことまで色んな事を考えて時間を潰してました。
あと、学校では(私は図書委員長だったので)図書館の図書委員会室兼図書部室で友達2人と(時々司書の先生を交えて)討論的なことをやってました。
その討論会がめちゃくちゃ楽しくて、正直あんまり内容は覚えてないんだけど、
「図書館の利用者数を増やすには」
「学校の改善点」
「最近読んだ本について」
とか、真面目な話もしたし
「ネット恋愛賛成か反対か」
とかも話したような気がする。
基本的には、私が疑問に思ったこととか「最近こんなこと考えてるんだよ」って話を切り出して、2人にも考えてもらうってことが多かったみたい(私は覚えてない)。
あんまり覚えてないや。
でもめちゃくちゃ楽しかったんです。
話すことって楽しいなと思えた。
各々の考えを言い合って、認め合って、反論もしたりして、これは分かり合えないねって終わることもあったけど、結論なんてどうでもよくて、他人の意見を聞けるのも自分の意見を聞いてもらうのもすごく楽しかったんです。
多分、そういう経験をしてきた人ってあんまりいないんじゃない、、かな、、、と思います。
少なくとも私たちは、卒業後それぞれの学校生活で似たような経験はできませんでした。
これは友達の仲の良さがどうとかの問題ではないと思います。
私たち3人って休みの日に遊んだりしたことなかったし、卒業しても遊んでないし。
大学の友達との方がよく遊んでるかもしれない。笑
でも、どれだけ仲良くても討論なんてなかなかしないですよね。
何か考え事をするきっかけとか、それを話し合う場やコミュニティとか、そういうきっかけがあれば「考える」ってことが段々身につくんじゃないかなと思います。
あ、でも難しい話題である必要ってないんです。
私たちも、先述の例には小難しいこと書きましたけど、くだらない話題も本当に多かったです。
「ジブリで1番好きな映画」
「ジブリで1番好きなセリフ」
「好きな○○」
「最近の古典の授業すきー」
「あの先生嫌い(好き)」
など。
「考えること」「それを発信すること」「他人の考えを聞くこと」に慣れることが必要なんじゃないかなと思います。
だから、仲の良い友達に討論を持ちかけてみたらどうですかね。
「ゴキブリってこれからどう進化していくと思う?」とか。めっちゃ盛り上がりそう。
誰かの考えに対して「すごいねー」じゃなくて「なるほど、それでそれで?」「私はこう思う」とか言えるようになれると楽しくなるよね。
しっかりした意見が言えるようになりたいと悩んでいる貴方、まず最初のステップとして「なんで男性にも乳首がついてるのか」について私にリプライかDMください。
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最近このことについて考えすぎて眠れません。
待ってます。
ばいばい